S10 レート&真皇杯使用構築 ブースト意識型UB統一

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S10&真皇杯各予選お疲れ様でした

最高レートも1885程度で、真皇杯も予選リーグを1回突破しただけの構築でしたが、皆様の印象に残ってる構築であればとても嬉しく思います。 満足できる結果とは言い難いですが、自分の戦ってきた記録として、また少しでもUBが増えてくれればという思いで書かさせていただきます。

各戦績
シングルレート 最高1883~1885(切断後が最高のため確実なレートはわからず) 最終1780
真皇杯 関東予選6-2(1位抜け) 決勝T 1落ち
    東北予選3-4 予選敗退
    東海予選5-2 直対の結果予選落ち

 

 

今回もいわゆる 積みサイクルがメインです。

USM式UB統一 〜積みサイクル×催眠術〜

http://rionel-on.hatenablog.com/entry/2017/12/18/132205
がベースになっていますので、変更点やプレイングについて多めに書きます。

 

 

意識することは変わらず

誰がどの場面でどういう相手を踏み台にしてブーストをかけるか

正直これ以外は1mmも気にしてないのが本音。

 

 

それでは頑張ってくれた6体の紹介です。

 

 

 

 

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カミツルギゴツゴツメット

陽気:ビーストブースト

技構成

リーフブレード/サイコカッター/せいなるつるぎ/つるぎのまい

 

実数値(努力値)

151(96)-210(68)-152(4)-×-58(56)-176(244)

 

 

変更点 つじぎり→せいなるつるぎ 

理由としては、受けループやカビゴン入りのPTへの突破率を高くするため。


相変わらずのキノガッサ担当。この子と対面して剣舞をしないでほしい。(1:1交換取れるけど) あと今回の別の使い方として、どうしようもないときにフレドラ持ちに受け出して、ゴツメ+反動で道連れしてもらってた。フレドラ持ちはメガ枠のことが多いので、そこで1:1交換できるのも強かった。

技構成自体はかなり気に入っている。やっぱりサイコカッターが知られてないのか、前回同様フシギバナドヒドイデだけでなく、前期から増えたジャラランガにも対応できるようになった。聖剣を持ったことでウエポンとしての威力は上がっているため、かなりのアドだったと感じる。ただその分グロスへの対応がきつくなってしまった。特に意地っ張りのアムハン持ちはせっかくの上から叩けるチャンスが、最大打点聖剣となってしまうため悔しい思いをしたことも多くあるが、シーズンを通してつじぎりより聖剣があることでの選出時の安心感は高かったのでこれでいい。

頼むから交換読みめざ炎とか、ポリ2にめざ炎仕込むのやめてくれ。

 

 

 

 

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ツンデツンデ@ふうせん
性格:さみしがり
実数値(努力値):168(252)-201(252)-197-X-122(4)-18

トリックルーム/地震/ジャイロボール/ロックブラスト

ぽちゃオフ時には勇敢個体を使用していたが、統一としての全体的な火力を上げるため、A上昇の見込める「さみしがり B17以下」個体を使用した。
それに伴い技構成はウツロイドからトリルを奪いあげたので、電磁浮遊の代わりにトリル。地面タイプ技は持ち物で透かすことにした。


選出画面ではこのポケモンを地面技で倒す算段をしているプレイヤーも多く、トリル+さみしがりは想定外なのか、今期増えたスカーフランドロス地震で固定させてからトリックルームを発動し、3タテといった、地面タイプを相手に起動することも少なくなかった。 ステロ+A上昇さえすればボーマンダカプ・レヒレなどはジャイロボールで押し込める。
こいつを通すと決めたら場づくりをしっかりと行う。逆に場づくりがちゃんとできてないと、すぐに倒れる&ブーストをかけても相手を倒せないこともしばしば。
「技を固定させるor有効打の有無を見極める・A上昇してから無理やり飛ばせるかを考える」
これを意識しながらのセッティングが必要。それだけの価値はあるポケモンだと思う。

 

 

 

 

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ウツロイド@きあいのタスキ

おくびょう:ビーストブースト

技構成

パワージェム(気分でくさむすび)/めざめるパワー(地面)/ステルスロック/電磁波

 

実数値(努力値)

185(4)-×-99(252)-147-151-170(252)

 

 

変更点 トリックルーム→電磁波

理由としては、そもそものトリルの必要性がPT単位で無くなってきたと感じたため。


相変わらずの起点作り型BSウツロイド。使用感は前回と変わらず。「誰意識のBS?」と聞かれることもありますが、陽気ランドの岩石封じ2耐えしたり、ドリュウズのアイへ食らっても襷発動しなかったりと悪いことばかりでもないんですよね。

相手から勝手にギルガルドヒードランを後投げてしてくれたため、初手電磁波は本当によく刺さっていた。ジュモク→アーゴヨンに変えたので、トリルを外したのだが、ジュモクでもこっちでいいかもしれない。電磁波蒔いた後 めざ地やステロが悠長にできるのもえらいポイント。

このポケモンを使うときは、後続のことを考えて何が必要なのかを考えながら動かしているので、2~3手先を考えながら技選択をしてほしい。(目の前の襷潰しなのか、ステロなのか電磁波なのか) 

たまーーーーーーーにジェム→草結びにしてたけど、リザとガモスにつっぱられたときに本当に悔しかったからやめた方がいい。

 

 

 

 

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フェローチェ@いのちのたま

むじゃき:ビーストブースト

技構成

とびひざげり/ドリルライナー/とんぼがえり/れいとうビーム

 

実数値(努力値)

147(4)-189(252)-57-157-51-223(252)

 

 変更点 どくづき→とんぼがえり

理由 初手荒らしをもっとしやすくする。 後々必要だと思ったときに引ける。

 

結局一般的な技構成に落ち着いてしまった珠フェローチェ。 まあみんな使ってるくらいだからやっぱり強い。性格むじゃきのため スキルリンクゲッコウガのみずしゅりけんは耐えません。4発でも珠ダメで落ちます。本当に許せない。

うちのPTにヒードランは死ぬほど出てくるので、この子を生かしながらのプレイングが必要の時は本当にしんどかった。ステロ・砂・珠・先制技…ありとあらゆるものに怯えながらプレイングしてた。

掴んできた感じとしては、相手がフェロの耐久を舐めていればいるほど、早期決着を望んでくる。逆にサイクルの末先制技で落とすタイプの人はそこまで自ポケモンを信用してないので、早めに判断できればその逆をつけばいい。


とびひざげりというのがどうも頭にあるらしく、相手の後ろに ゴーストorドヒドイデがいる時の対面はドリルライナー安定だった。ゲンガーみたいな先制技持ちでなければ、飛び膝でも可。どうせあってないようなHPだから…

 

 

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テッカグヤ@鋼・飛行・炎の各種Zをその時の気分で。

おくびょう:ビーストブースト

技構成

ボディパージ/ラスターカノン/だいもんじ/エアスラッシュ

 

実数値(努力値)

175(20)-×-123(4)-156(228)-122(4)-124(252)

 

変更点 かえんほうしゃだいもんじ

鋼Z→その時の気分で変える

最後までどのZにするか決まらなかった子。ぶっちゃけどのZでもそんなに変わりなかったといえば変わりなかった。自分の好みで変えてください。


使用感は前回までと変わらない。やっぱり技範囲が広くて選出はしやすい。

ただ、ウツロイドがトリル→電磁波となったので、ボディパージが必須になってしまった可哀想な子。それでもS1上昇のジャラランガをボディパージで抜いてから、エアスラ決めるムーヴなどができるので、特に困ったということはない。ツンデツンデ が倒れた後のトリルエースとしても一応機能できるが、トリルエースとしての活躍はほとんど記憶にない。なんかもう少しビックリ出来るような型にしたいなあとは思ってる。

ボディパージをしても、最速スカーフウルガモスには抜かれてるので気をつけましょう。

 

 

 

 

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アーゴヨン@毒Z

臆病:ビーストブースト

技構成

身代わり/めざめるパワー氷/ヘドロばくだん/だいもんじ

 


完全な新作UB。

一般的な悪巧み型ではなく、身代わりを入れることで対面性能を高めたポケモン

一個一個技の紹介をしていくと

 

・身代わり:有利対面で押すだけでアドになる。ギルガルドも相手の技を一回透かしてブレードフォルムにさせて処理することができるので、ギルガルド相手にも勝ちやすいと思う。


・めざパ氷:うちの構築に出てきやすいカプ・レヒレが作るミストフィールドにウェポンが半減させられるのを嫌った。ランドロスグライオンなどに思わぬ形で刺さったため間違いではなかったと思う


ヘドロばくだん(毒Z):龍Zができないため、毒Zとして運用した。ウェーブとばくだん。Zにしたときの火力が変わらないことと、3割毒のお陰で確定数がズレることもあり、ここ1番の時に助かった記憶も多い。


だいもんじ:かえんほうしゃだと火力の足らないことも多く(特にルカリオ) どうせ当てても負けるくらいなら、外して負けようと思いだいもんじに。世間で言われてるよりは当ててくれた。偉い。

 

 

火力が完全に固定されてしまっているため、身代わりや、毒Zを放つタイミングなどプレイング力が試されるが、使いづらさは無かった。一般PTにも使えると思うので、ぜひ使っていただきたい。アーゴヨンミラーは知らない。

どうでもいい僕の意見を言うと、世間的に強くてかっこいいから僕は好きじゃないって公言してるポケモン。ごめんね。僕ポケカとかでも使うぐらいほんとは好きだよ。

 

 

 

 

~選出例(理想論込み)~

基本的には前回と同様のことが多いので、前回を見返してほしい。ここでは新たなポケモンたちに触れながら…


ウツロイドテッカグヤアーゴヨン

2Z選出。 どっちがより刺さっているかを意識して、刺さってない側で削りを入れた後2~3タテを狙う。実はウツロイドの行動がめっちゃ大事。目の前にいるポケモンが、素のままで起点になり得るのか、電磁波が必要なのかを考える

 

フェローチェツンデツンデテッカグヤorウツロイド

一番早いやつと一番遅いやつを組み合わせて、使用する、周りから見ると意味不明な選出。実際相手の思考回路が止まって勝てる。こういう時は蜻蛉→カグヤかウツロイドを雑に扱う。ツンデツンデがトリルできるように、倒せても倒さないプレイングをしてほしい

 

 

考えてることは前回と一緒。この構築のエースになれる子達はみんな耐久調整とか全くしてないので、ダメージ感覚だけはぜひ覚えておいていただきたい。油断してると本当にすぐに倒れる…

 

 

 

~苦手なポケモン・並び~


・耐久力のあるノーマル単タイプ

絶対的にカミツルギフェローチェの選出が決まってしまう。しかも両方は出せないため、どちらかでノーマル単が処理できないとお通夜。

 

ギルガルド

型が増えすぎて対応不可能。全てのギルガルドが文字Zで1撃で倒れてくれればこんなに苦労しない。

 

ハッサムドラン

え?誰で倒せばいいんですか? フェローチェバレパンで死ぬんですけど…

 

・初手がエスパータイプで入ってこない分身バトン

たいありって感じ。死にたくなるからやめて

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。没ネタのUBや当時のことを振り返ってなど、自分の感想を言いたいことをいっぱいありますが、まあそれは別機会にでも。

デフレシーズンと叫ばれて久しいですが、それでも2000の厚い壁を思い知らされました。

次こそは2000いけるように頑張ります。

 

Thank you for reading!!!